願い

長男が亡くなって以来、ちょっとした小さな出来事がとてつもなく大きく感じられてしまう事がよくある。 以前なら、大丈夫と笑い飛ばせていたようなちょっとした不安が、大きな大きな不安となって襲いかかってくる。 以前なら乗り越えてきたちょっとした困難も高く険しい壁となって立ち塞がってくる。 ちょっとした事で... 続きをみる

怒れる次男

長男が亡くなって半年が過ぎました。 その半年の間、お墓がすぐ近くなのに 次男はまだ1度しかお墓参りをしていません。 その1度というのも49日の法要の納骨の時のみ。 お盆や月命日にお墓参りに誘っても断られ、 家でもお線香を滅多にあげてくれません。 どうやら次男は長男に対して、 悲しみよりも怒りの気持... 続きをみる

毎日生きてるだけで精一杯だよ

夫がポツリと漏らした言葉です 重い重い言葉です

いやな私

最近、自分を嫌な奴だと思う時が多々ある。 他人と比べて私の方が不幸だと思い 相手や他人を妬む自分がしょっ中出現する。 以前なら 「そんなこと考えちゃダメ。 きっと、あの家族にだって、あの人にだって大変なことや苦労はあるんだから…」 そう思って、自分を戒め反省していた。 でも、今はダメ。 「何があっ... 続きをみる

蜘蛛 3

蜘蛛嫌いの方、またまた蜘蛛の話題です。 ごめんなさい！ 蜘蛛の事について、2つ続けて日記を書きましたが… 蜘蛛を見つけた日、もしかして長男？と思い、嬉しくて、夜、次男にその事を話したら 「お母さん、気づいてないの？うち蜘蛛だらけだよ」と言われてしまいました。 「えっ？」 「◯◯（長男）だなんて喜ん... 続きをみる

少しの後悔

長男がまだ幼かった頃、当時飼っていた犬の散歩によく一緒に行っていました。 次男がまだ赤ちゃんだった時だったと思います。 散歩している時に長男が 「◯◯（次男）はいつかね、お嫁さんができて、おうちからいなくなっちゃうの。でも、僕はずっとお母さんと一緒にいておうちで暮らすの」 と言ったことがありました... 続きをみる

朝蜘蛛2

先程、ソファーに座って ボーッと長男の事を考えていたら なにやら腕がムズムズする感触が… 見ると蜘蛛が歩いていた。 思わず振り払ってしまったが 大きさからして 朝、遺影の所にいた蜘蛛のようだ。 やっぱり長男？ 私に会いに来たの？ 蜘蛛でも会いに来てくれたなら嬉しいけど できればもう少し違う形で会い... 続きをみる

朝蜘蛛

朝、長男にお線香をあげようとしたら 長男の遺影にまだ赤ちゃんの蜘蛛が付いていた。 長男は色黒だったので 小さな黒い蜘蛛が長男に重なって見えた。 俺と蜘蛛を一緒にするな！と 長男は怒っていそうだけど 朝蜘蛛は縁起が良いとされてるし、 蜘蛛は益虫だから、まあいいでしょう… 怒るぐらいなら姿を見せてね。

夏の終わり

9月に入って夏の終わりを感じ始めているこの頃。 今年の夏は辛く寂しかった。 夏なのにこんなに寂しく感じたのは生まれて初めてだった。 秋になり やがて冬になればもっともっと寂しくなるだろう。 夏が終わらないで欲しい。

人生は不公平

人生は不公平。 運も幸せも、みんな公平なんてありえない。 努力したって報われるかも分からない。 真面目に生きていたって悪い事が起こる時は起こる。 だったら何を信じて生きればの？ どんな風に生きればいいの？ 全然分からない…

暗いトンネル

毎日何とか頑張って生活しているけれど 時々突然ストーンと気持ちが落ちてしまうことがある。 そうなると何もかもが嫌になり、 何もかもがどうでもよくなってしまう。 何をしたってもう長男は帰ってこない。 それならもう何もする必要ないんじゃないのという気さえしてくる。 それでも次男が受験勉強を頑張っている... 続きをみる