ひこうき雲

2016年3月に大学生の長男を自死で亡くしました。
長男への気持ちなどを綴っています。

怒れる次男

長男が亡くなって半年が過ぎました。


その半年の間、お墓がすぐ近くなのに

次男はまだ1度しかお墓参りをしていません。

その1度というのも49日の法要の納骨の時のみ。


お盆や月命日にお墓参りに誘っても断られ、

家でもお線香を滅多にあげてくれません。


どうやら次男は長男に対して、

悲しみよりも怒りの気持ちの方が強いようです。



何故、自分の受験の時にこんなことをしたのか?


何故、家族をこんなに苦しめるのか?



勉強があまり得意でない次男にとって、今は自分のモチベーションを上げるだけでいっぱいいっぱいなのに、家族が落ち込んでいるのを見る事は精神的にかなりキツイようです。


もし長男が生きていれば受験のアドバイスをしてくれたでしょうし、何より家族は普通の状態のまま、受験を応援してもらえたことでしょう。



次男にとって、今は辛い時期かもしれませんが、受験が終わった時に、彼が一回りも二回りも人として成長していることを願ってやみません。


ゴールまで頑張れ!!