春は嫌い
小さい時から、環境の変化が多い春は、希望より不安なイメージが大きくて好きではなかった。
そして、長男が春に逝ってしまってからは、ますます春が嫌いになった。
春は嫌い。
そしてGWも嫌い。
去年、長男が亡くなって日も浅いうちに始まったGW。
長男がいないという現実が受け入れられず、夢か現実か区別がつかないような日常を送っていたため、去年のGW中は自分が何をしていたかよく覚えていない。
ただ、1つだけ覚えているのが長男がいなくなってからGWが終わるくらいまでの間、夜はリビングに布団を敷いて家族で集まって寝ていたこと。
夜中、苦しさと悲しさで何度も目を覚ますと、隣のダイニングキッチンで次男が受験勉強をしていたり、夫も全然眠れずに別室に煙草を吸いに行ったりしていて、夫の空っぽの布団が目に入ってきたりした。
その情景が今でも焼き付いている。
春は嫌い、GWも嫌い…
あと何回、辛い春とGWを迎えなければならないのだろう。
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