ひこうき雲

2016年3月に大学生の長男を自死で亡くしました。
長男への気持ちなどを綴っています。

生きてもいいし、死んでもいい

この世の中、病気や事故など

自分の意思に反して亡くなる方が大勢います。


そういう人に対してすごく失礼だと思いますが、

私は自分の命に関しては生きていても死ぬことになっても、もうどちらでもいいです。


生きてく世界には次男がいますし、死後の世界には長男がいます。


だからどちらでもいいです。


まあ、欲を言えば下の子が独立するまでは生きていたいという思いはあります。

でもそれ以降なら、もう命に未練はありません。



そして、これも本当にされた人が聞いたら怒ると思いますが、余命宣告にちょっと憧れてます。


私が入ってる保険は余命宣告されるとお金が支払われます。


そしたら、家族や親と旅行して、できる限りやりたいことをやって、残ったお金は子供のためにある程度貯金し、更に残ったお金を自分の苦痛を取り除くための治療費に使います。


最期は、旅行楽しかったねと言いながら死んでいければ、それでいいです。


生きてもいいし、死んでもいい…

これは贅沢な生き方なんでしょうか?

それとも、悲しい生き方なんでしょうか?



死んだら、長男に会えるのかな?

また話ができるのかな?

長男に会えたらあの世を案内してもらいます。

そしてまた一緒に暮らします。