ひこうき雲

2016年3月に大学生の長男を自死で亡くしました。
長男への気持ちなどを綴っています。

ああ、いないんだね…

長男が逝ってしまって三ヶ月とちょっと。

こんなに長い間離れたのは初めて…


段々と長男が居ない生活に慣れ始めている。


でも、フッとした時にまざまざと居ないことを

実感する時がある。


外食に行き「何名様ですか?」と尋ねられ

「4人…いえ、3人です」と間違えた時。


買い物に行き

「えーと、とんかつ用の肉を4枚…あっ、3枚か」

と考えてしまった時。


出掛けて、帰るのが遅くなってしまった時に

「誰か家にいるかな。お父さんは今日は遅いからまだだし、次男は今日は塾でいないし、お兄ちゃんは…」と考えてハッとした時。


そして、家族全員が記載されている住民票を提出しなければならなくて貰いに行った時。

長男の名前の無い住民票を見て愕然とし、泣いてしまった。


選挙の通知が私と主人の分しか届かなかった時。

いつもなら長男の分も届くのに。


ああ、もう貴方は居ないんだね…


こんな形ではなく、一人暮らしとか結婚とか

嬉しい形で居なくなってくれたらよかったのに…