親って子どもから見たら

口煩く鬱陶しい存在かもしれない。

親だって完璧な人間ではない。

むしろ欠点だらけの一人の人間である。

だから頼りない存在に見えるかもしれないし

何も分かってくれないとそう感じるかもしれない。

でもね

我が子が事故や病気や死の危機に晒さられたなら、自分の命に代えてもいいから子供を救いたいと思い、自分の命を差し出せば本当に子供が助かるなら喜んで差し出す親がほとんどだと思う。

死んでからだって、自分の命を差し出すから子供を生き返らせて欲しいと願う。

そして、本当に子供が生き返るならやはり喜んで自分の命を差し出すだろう。

だからね

自死したいと考えたなら、死ぬ前に親に本音をぶつけて欲しい。

「助けて」でも「お前らが悪い」でもいい。

死にたいくらい辛いんだと本音をぶつけて欲しい。

長男は何も言わずひっそりと一人で逝ってしまった。

親に心配かけたくない

困らせたくない

どうせ分かってもらえない

長男が何を思っていたかは今となってはわからない。

もう何もかも疲れ果てて言う気力も無かったかもしれない。

私は頼りない母親で、結局長男を追い詰めてしまった責任は私にもある。

でも、長男を失うなうくらいなら喜んで代わりに命を差し出せる。

だから最後にぶつかって欲しかった。

今更もう遅いけど…

もし、自死を考えている人がいるなら、最後に親にぶつかって下さい。

泣いてもわめいてもいいから、自分は死にたいくらい悩んでいるとぶつかっていって下さい。

親にできることには限界があるかもしれません。

全部気持ちを分かってあげることも無理かもしれません。

でも、自分の子に何かあったら命をかけてでも守りたい。

親は我が子に対してそう思ってます。